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離乳食を進めるにつれて、「たんぱく質食材をいつから、どう下処理して、どう冷凍すればいい?」という疑問が増えてきます。しらすの塩抜き、白身魚のすりつぶし、ささみのゆで方……種類ごとに手順が違うため、まとめて把握しておくと便利です。
この記事では、離乳食でよく使われるしらす・白身魚・まぐろ(赤身魚)・ささみの4種類について、開始月齢の目安・下処理の手順・冷凍保存のポイントを月齢別に整理しました。
ただし、赤ちゃんの成長には個人差があります。ここで紹介する月齢は一般的な進め方の目安です。体調や成長の様子を見ながら、心配なことはかかりつけ医に相談しながら進めてください。
編集部の読み筋|離乳食のたんぱく…
本記事は「離乳食のたんぱく質」を切り口に、10本のH2で構成しています。最初に目を通したいのは「たんぱく質食材はいつから?月齢別の開始目安」のセクションで、判断の基準がここに集約されています。公的出典は厚生労働省・消費者庁を中心に確認しています。
体質・既往歴・かかりつけ医の指示で個別判断が分かれる領域があるため、不安が残る場合は本文末尾の免責と公式情報も併せて確認してください。
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」(2019年改定)
離乳食の開始時期・進め方の公的ガイドライン - 厚生労働省「乳児ボツリヌス症の予防対策(はちみつ)」
1歳未満ははちみつ厳禁。1歳前後も摂取量は控えめに - 消費者庁「食品による窒息事故に注意しましょう(子どもの誤嚥)」
5歳以下に多い食品窒息事故の月齢別事故事例・回避策
たんぱく質食材はいつから?月齢別の開始目安
離乳食のたんぱく質食材は、「白身魚・豆腐などから始め、慣れてきたら種類を広げる」のが一般的な進め方です。食材ごとに開始の目安が異なるため、まず一覧で把握しておきましょう。
| 食材 | 開始目安の月齢 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 豆腐 | 初期(5〜6ヶ月)頃から | やわらかくすりつぶす。大豆アレルギーに注意 |
| 白身魚(かれい・たい・ひらめ等) | 初期後半〜中期(7〜8ヶ月)頃から | 骨を丁寧に取り除き、十分に加熱してすりつぶす |
| しらす | 中期(7〜8ヶ月)頃から | 塩分が多いため、必ず熱湯で塩抜きしてから使う |
| まぐろ・赤身魚 | 後期(9〜11ヶ月)頃から | 白身魚に慣れてから。アレルギーに注意 |
| ささみ・鶏肉 | 後期(9〜11ヶ月)頃から | ゆでてからすりおろすか細かくほぐす。パサつきやすい |
| 卵(全卵) | 中期(7〜8ヶ月)頃から(卵黄は初期後半から) | 卵アレルギーは発症しやすい。1さじずつ慎重に |
上の表はあくまで一般的な目安です。赤ちゃん一人ひとりの発育や体調によって進め方は変わります。かかりつけ医に相談しながら、お子さんのペースで進めてください。
与える前の注意点(アレルギー・進め方の順番)
たんぱく質食材を初めて与えるときには、いくつかの共通した注意点があります。
アレルギーへの備え
魚・卵・乳・小麦・大豆・ナッツ類などは、食物アレルギーを起こしやすい食材として知られています。初めて与える食材は1回につき1種類にとどめ、以下のルールを守ることで、万一アレルギー症状が出た場合にも原因を特定しやすくなります。
- 1日1種類・少量から始める(小さじ1/4〜1/2程度)
- 平日の日中に与える(かかりつけ医が開いている時間帯)
- 体調の良い日に与える(体調不良時は見送る)
- 与えた後30分〜1時間は様子を観察する
- 口の周りの赤み・じんましん・嘔吐・下痢などが出たらすぐにかかりつけ医へ
食材を広げる順番の目安
魚については、一般的に白身魚 → 赤身魚 → 青魚(さば・さんまなど)の順で進めるのが基本とされています。脂肪分やアレルギーの観点から、消化のしやすいものから順に試すのが一般的な考え方です。
青魚は鮮度が落ちやすくヒスタミンによる食中毒リスクもあるため、離乳食完了期以降に、新鮮なものを使う際も慎重に進めることが一般的です。
しらすの下処理(塩抜き)と冷凍方法
しらすはDHA・カルシウムが豊富で使いやすい食材ですが、市販のしらすには塩分が含まれています。赤ちゃんの腎臓は塩分処理が得意ではないため、必ず塩抜きをしてから使いましょう。
塩抜きの手順
- しらすをザルやチャーハン皿に広げる
- 熱湯を回しかけ、1〜2分おく
- ザルを軽く振って水気を切る(または清潔なキッチンペーパーで押さえる)
- 月齢に合わせてすりつぶすか、細かく刻む
中期(7〜8ヶ月)はなめらかになるよう十分すりつぶします。後期(9〜11ヶ月)以降は粗くつぶすか、そのまま細かくほぐした状態でOKです。
冷凍保存の手順
- 塩抜き・すりつぶしが終わったしらすを1食分(小さじ1〜2程度)ずつラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて閉じる
- 袋に「しらす・冷凍日」を記入して冷凍庫へ
- 使うときは自然解凍せず、電子レンジか小鍋で中心まで十分に加熱する
しらすは風味が落ちやすいため、冷凍してから2週間以内を目安に使い切るのがおすすめです。
白身魚の下処理と冷凍方法
かれい・たい・ひらめなどの白身魚は、脂肪分が少なく消化しやすいため、魚の中でも比較的早い時期から使えます。初期後半〜中期から試せる食材として、多くの離乳食レシピで登場します。
下処理の手順
- 新鮮な白身魚の切り身を選ぶ(刺身用のものも利用できます)
- 皮と骨を丁寧に除く(指の腹でなでて骨を確認する)
- 湯通しまたは少量の水を加えてレンジ加熱(600W・1〜2分・ラップあり)して十分に火を通す
- 熱いうちにすりつぶすか、月齢に応じて粗くほぐす
初期〜中期は水分(ゆで汁・だし)を少量加えながらなめらかなペーストにします。後期以降は粗くほぐしたフレーク状でもOKです。
冷凍保存の手順
- 下処理したものを1食分ずつラップで平たく包む
- 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍する
- 冷凍後は2週間以内が目安(魚は風味が落ちやすいため早めに使い切る)
- 使用時は中心まで十分に加熱する
骨の取り残しは赤ちゃんにとって危険です。下処理の際は必ず指で確認しながら丁寧に取り除いてください。
まぐろ・赤身魚の下処理と冷凍方法
まぐろなどの赤身魚は、一般的に白身魚に十分慣れてから試します。後期(9〜11ヶ月)頃が目安ですが、赤ちゃんの様子を見て無理なく進めましょう。
下処理の手順
- 新鮮なまぐろの刺身(赤身部分)を使う(生食用を購入し、加熱して使うのが安全)
- 少量の水を加えてレンジ加熱(600W・1〜1.5分・ラップあり)または湯通しして十分に火を通す
- 熱いうちにすりつぶすか細かくほぐす(パサつきやすいため、少量のだし汁や水を混ぜてなじませると食べやすくなります)
後期(9〜11ヶ月)は細かくほぐしたフレーク状でOKです。完了期(12〜18ヶ月)はさらに大きめのほぐし身でも食べられるようになります。まぐろはパサつきやすい食材なので、そのまま与えにくい場合は野菜スープやおかゆに混ぜると食べやすくなります。
冷凍保存の手順
- 下処理済みのものを1食分ずつラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れて冷凍する
- 冷凍後2週間以内に使い切る(風味が落ちやすいため、魚は早めが原則)
- 使用時は中心まで十分に再加熱する
赤身魚にもアレルギーの可能性があります。初めて与える際は少量から、平日日中に様子を見ながら進めてください。
ささみ(鶏肉)の下処理と冷凍方法
ささみは脂肪分が少なくたんぱく質が豊富ですが、パサつきやすい食材のため、後期(9〜11ヶ月)頃から少しずつ試すのが一般的です。下処理のポイントはしっかりゆでてから、月齢に合わせてすりおろすか細かくほぐすことです。
下処理の手順
- ささみの筋を取り除く(筋は硬く、食べにくいため必ず除去する)
- 沸騰したお湯に入れ、弱火で中心まで火が通るまでしっかりゆでる(目安:3〜5分。中心に赤みが残らないよう確認)
- ゆで上がったらあら熱を取る
- 月齢に応じてすりおろすか、フォークなどで細かくほぐす
後期(9〜11ヶ月)は、すりおろし器でおろすかフォークで細かくほぐします。そのままでは飲み込みにくいため、野菜スープ・おかゆ・水溶き片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。完了期(12〜18ヶ月)は1cm程度のほぐし身でも食べられるようになります。
冷凍保存の手順
- 下処理済みのほぐしささみを1食分ずつラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて閉じる
- 袋に「ささみ・冷凍日」を記入して冷凍庫へ
- 使用時は中心まで十分に再加熱する(電子レンジ加熱後、箸でほぐしながら中心温度を確認)
ゆで汁(チキンスープ)も冷凍しておくと、とろみ付けや混ぜ込みに使えて便利です。製氷皿に入れて小分け冷凍しておきましょう。
冷凍・解凍の共通コツ
どの食材も、以下の共通ルールを守ることで安全に冷凍・活用できます。
| 食材 | 冷凍前の処理 | 保存期間の目安 |
|---|---|---|
| しらす | 熱湯で塩抜き → すりつぶし | 2週間以内(早めが◎) |
| 白身魚 | 加熱 → 骨除去 → すりつぶし/ほぐし | 2週間以内(早めが◎) |
| まぐろ | 加熱 → すりつぶし/ほぐし | 2週間以内(早めが◎) |
| ささみ | ゆでる → すりおろし/ほぐし | 2〜3週間以内(魚は早めに) |
冷凍・解凍で必ず守りたいこと
- 必ず加熱・下処理してから冷凍する(生のまま冷凍しない)
- 1食分ずつ小分けにする(製氷皿・ラップ包み・小分けパックを活用)
- 冷凍日を必ず記録する(マスキングテープやラベルで袋に書く)
- 解凍後は必ず中心まで再加熱する(自然解凍のまま与えない)
- 再冷凍は行わない(一度解凍したものは使い切る)
- 冷凍庫の温度を一定に保つ(開閉を繰り返すと品質が落ちやすい)
下処理がつらい日は宅配・ベビーフードが便利
塩抜き・骨除去・すりつぶし……たんぱく質食材の下処理は手間がかかります。疲れている日・時間のない日・初めて試す食材で緊張しているときは、冷凍宅配や月齢別ベビーフードを積極的に使うのも賢い選択です。
コープデリ(CO・OP宅配)では、骨抜き済みの白身魚や小分けパックの食材など、離乳食に使いやすい状態の食材が多数揃っています。まとめ買いして冷凍庫に常備しておくと、忙しい週でも安心です。
- 骨抜き・皮なし処理済みの魚介類が充実
- 1食分の小分けパックで使いやすい
- 産直・国産素材のラインナップも豊富
また、カインデスト(thekindest)のような月齢別ベビーフードは、食材の選定・下処理・月齢に合わせた固さ調整まですべて完了した状態で届きます。「初めてのたんぱく質食材を試したい」「下処理の手間を完全にゼロにしたい」という日に特に重宝します。
- 月齢に合わせた固さ・大きさに仕上げ済み
- 管理栄養士・小児科医監修で献立バランスも安心
- 定期便なら毎月決まったタイミングで届き、在庫切れの心配なし
手作りと宅配・ベビーフードは「どちらかを選ぶ」ものではなく、上手に組み合わせるものです。下処理の手間がかかる食材ほど、外部のサービスを活用するメリットが大きくなります。
よくある質問
- Q. しらすの塩抜きは必ずしないといけませんか?
- 赤ちゃんの離乳食にしらすを使う場合、塩抜きは必ず行ってください。市販のしらすには大人向けの塩分が含まれており、腎臓の機能が未発達な赤ちゃんには負担になります。熱湯を回しかけるだけの簡単な方法でできるため、面倒でも省略しないようにしましょう。
- Q. 白身魚はいつから離乳食に使えますか?
- かれい・たい・ひらめなどの白身魚は、一般的に離乳食初期後半〜中期(7〜8ヶ月)頃から使い始めることが多いです。初めて試すときは少量から、平日日中に様子を見ながら進めてください。骨の取り残しには十分注意し、必ず加熱してからすりつぶしてください。赤ちゃんの様子や体調に応じて、かかりつけ医に相談しながら進めましょう。
- Q. ささみはいつから離乳食に使えますか?
- ささみなどの鶏肉は、一般的に後期(9〜11ヶ月)頃から試し始めることが多いです。白身魚や豆腐などの動物性たんぱく質に慣れてきてから導入するのが一般的な進め方です。ゆでてからしっかりほぐし、野菜スープやおかゆと混ぜるとパサつきが気にならなくなります。初めて試す際は少量から。
- Q. 冷凍したたんぱく質食材はどのくらい保存できますか?
- 加熱・下処理してから冷凍した場合、2〜3週間以内を目安に使い切ることをおすすめします。特に魚介類は風味が落ちやすいため、2週間以内が理想です。保存中においや色に変化があれば使用しないでください。冷凍した日付を袋に記録しておくと管理しやすくなります。
- Q. 初めての食材を与えるときに気をつけることは?
- 新しい食材を試す際は、1回につき1種類・少量(小さじ1/4〜1/2程度)から始めてください。時間帯は、かかりつけ医が対応できる平日の日中が安心です。赤ちゃんの体調が良い日を選び、与えた後30分〜1時間は様子を観察してください。口周りの赤み・じんましん・嘔吐・下痢などの症状が出た場合はすぐにかかりつけ医に連絡してください。アレルギーが心配な場合は、事前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。
同じ悩みを持つ保護者の公開投稿(Yahoo!知恵袋より)
「離乳食後期の量について教えてください(9ヶ月・乳アレルギーあり) 9ヶ月の息子がいます。離乳食が大好きでよく食べるため、規定量の1.1倍ほどをあげています。」
出典: Yahoo!知恵袋 公開Q&A・2026-06投稿
「そろそろ離乳食なのですが、 分からないので教えてください!! 最初は10倍粥からスタートして、ペースト状を与えますよね?」
出典: Yahoo!知恵袋 公開Q&A・2026-06投稿
「10ヶ月ベビー、甘い味しか受け付けないのでバナナばっかり食べさせてます。 バナナホットケーキ、バナナヨーグルト、きなこバナナホットケーキ、ほうれん草バナナホットケーキ焼きバナナなど…」
出典: Yahoo!知恵袋 公開Q&A・2026-06投稿
※引用は公開投稿から原文を改変せずに抜粋。掲載に問題がある場合は編集部までご連絡ください。
まとめ
- しらすは中期(7〜8ヶ月)頃から。必ず熱湯で塩抜きしてからすりつぶして使う
- 白身魚は初期後半〜中期から。骨を丁寧に除き、加熱してすりつぶす
- まぐろ(赤身魚)は後期(9〜11ヶ月)頃から。白身魚に慣れてから試す
- ささみは後期(9〜11ヶ月)頃から。しっかりゆでてほぐし、とろみをつけると食べやすい
- 冷凍保存は加熱・下処理してから1食分小分けで。使用前は中心まで再加熱し、再冷凍は行わない
たんぱく質食材は種類によって開始時期と下処理の方法が異なりますが、基本の流れは「加熱 → 月齢に合わせてつぶす/ほぐす → 1食分冷凍」と共通しています。手間のかかる下処理は、コープデリや月齢別ベビーフードを上手に活用して無理なく続けていきましょう。
この記事は、こそだて食ラボ編集部が公開情報・SNS・口コミをもとに整理したものです(最終更新:2026年6月)。サービス内容・価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
